好調をキープしていただけに...「打線の迫力が全く変わってきます」
「コーチでベンチ入りしていた三浦大輔監督は試合後に表情を曇らせていました。オースティンがいるのといないのでは、打線の迫力が全く変わってきます。長期離脱ということはないと思いますが、すぐにスタメンで復帰できるかは不透明です。早期に戻ってくれれば安心できるのですが...」(スポーツ紙記者)
たび重なる故障に泣かされてきた助っ人は、今季も4月10日の中日戦(横浜)で、走塁の際に右太もも裏を痛めて負傷交代した。
5月17日に1軍復帰すると、打線の核に。6月に打率.346、5本塁打、17打点で自身初の月間MVPを受賞し、7月も15試合出場で7本塁打と量産体制に。打率.302、15本塁打、37打点と打撃タイトルを狙える位置につけていた。
7月26日からの3連戦は本拠地・横浜スタジアムで首位の巨人を迎え撃つ。試合前、オースティンの出場選手登録抹消(脳振盪特例措置による)の発表があった。1日も早い復帰が待たれる。(中町顕吾)