2024年7月26日からプロ野球は後半戦が始まる。
セ・リーグは首位・巨人から4位・阪神まで3.5ゲーム差の大混戦だ。5位の中日も8ゲーム差と逆転優勝が不可能ではないだけに、モチベーションは高いだろう。
だが、2.5ゲーム差で巨人を追いかける3位のDeNAは懸念材料がある。球宴で負傷交代したオースティンだ。
楽天・辰己涼介の引っ張った打球が顔面を直撃
左肋骨の疲労骨折で出場辞退した筒香嘉智の代役で球宴に初出場した。第1戦で2回に先制の中前適時打を放ち、一挙9得点を奪う引き金に。第2戦でも5回に打った瞬間に本塁打と分かる2ランを左翼席に運んだ。
最高の球宴で終わるはずだったが、9回に一塁の守備でアクシデントに見舞われた。
左打者・辰己涼介(楽天)の引っ張った打球が顔面を直撃。口元を抑えて痛みをこらえていたが、流血していた。球場がどよめきに包まれる中、ベンチに下がって途中交代した。