「昭和7年生まれです。機械オンチの私が78歳でMacと出会いました!」とSNSでの発信を続け、人気を集めた91歳のインフルエンサー・大崎博子さんが2024年7月23日に死去した。25日に親族が大崎さんのXに投稿し、明らかになった。
「たくさんのフォロワーさんたちから毎日元気をいただいておりました」
大崎さんは、「osakihiroko」のハンドルネームで11年3月からX投稿を続けてきたインフルエンサーだ。Xのプロフィール欄では自身について、後期高齢者をもじって「りっぱな 高貴香麗者です」とつづり、毎日の食事や季節の花の写真、自撮り写真も投稿。趣味の相撲観戦や太極拳の様子を伝えるなどはつらつとした暮らしぶりを明かし、人気を集めた。
22年には「89歳、ひとり暮らし。お金がなくても幸せな日々の作りかた」(宝島社)、23年には「90歳、ひとり暮らしの知恵袋 お金をかけない素敵な毎日の過ごし方」(同)と題した書籍も刊行していた。90歳ながらスマートフォンを活用し、日々を楽しみながらひとり暮らしを楽しむ生きかたのコツを伝えた。
大崎さんは22日を最後に新たな投稿が途絶えていたが、25日になって訃報が伝えられた。