高額席の「売れる」「売れない」の二極化が進む
――花火大会の有料化は、今後も加速するのでしょうか。
飯島大介さん 有料化が加速したのは、アフターコロナが始まった2023年ですが、「花火の打ち上げ規模の割には、有料席が高すぎる」とか「アクセスが悪く、内容が交通費に見合っていない」といった批判が出て、赤字になったところも少なくありません。
高額席の「売れる」「売れない」の二極化がはっきり進みました。これからはしっかりしたマーケティングを行ない、価格にふさわしい魅力や価値があるのか、お客にはどういうニーズがあるのか、主催する自治体や団体のしっかりした検討が必要だと思います。
(J‐CASTニュースBiz編集部 福田和郎)