パリ五輪サッカー男子の予選リーグが2024年7月25日(日本時間)、フランス・ボルドー競技場で行われ、日本がパラグアイを5-0で下し、56年ぶりのメダル獲得に向けて白星発進した。
予選リーグ初戦の相手は南米予選1位のパラグアイ。日本は前半18分にMF三戸舜介(21)のゴールで先制し、前半を1点リードで折り返した。
「日本がなんと5ゴールを決めて強力なメダル候補に浮上」
後半に入ると、日本のゴールラッシュとなった。
後半18分に三戸がこの日2点目を挙げると、同24分にMF山本理仁(22)が3点目を決めた。同36分、42分にFW藤尾翔太(23)が連続でゴールを決め、大量5得点を奪い大勝した。
南米1位のパラグアイ相手に完勝した日本。1968年のメキシコシティ大会以来56年ぶりのメダル獲得に向けて好発進した。
本選出場を逃した韓国では、日本代表の注目度が高く、複数のメディアがパラグアイ戦の結果を速報した。
「トレンド新聞」(WEB版)は、「『オーバーエイジなし』日本代表が怖い...南米1位パラグアイに5-0の大勝」とのタイトルで速報した。
記事では「開会式に先立って行われた男子サッカーで、日本がなんと5ゴールを決めて強力なメダル候補に浮上した」と指摘し、「南米予選を1位通過したパラグアイに悪夢をプレゼントした」とした。
「日本はオーバーエイジなしでもしっかりした組織力と個人の技術を」
そして、今大会24歳以上のオーバーエイジ(OA)枠を採用しなかった日本代表の活躍を、次のように評した。
「日本はオーバーエイジなしでも、しっかりした組織力と個人の技術を披露し、開幕戦から圧倒的戦力を誇り、メダル獲得へ青信号が灯った」
スポーツメディア「SPOTV NEWS」(WEB版)は、「『オーバーエイジがなくても強い』日本、パラグアイ5-0撃破...56年ぶりにオリンピックメダル挑戦」とのタイトルで記事を展開した。
記事では「日本は今大会、珍しくオーバーエイジ枠を採用せず、23歳以下の選手だけで代表チームを編成した」とし、「パリオリンピックでメダルを目指して長い間組織力を培ってきた選手たちで代表チームが構成し、年齢は若いが、数回の国際大会を通じて多くの経験を積み、実力を向上させた」と評価した。
インターネットメディア「ペン&マイク」は、「韓国は本選出場果たせなかったが...日本はパラグアイに5-0の大勝」とのタイトルをつけ、「韓国サッカーが40年ぶりにオリンピック本選進出に失敗した中、日本代表はオリンピック初戦で南米の強豪パラグアイから5ゴールを奪う大勝を収めた」と報じた。
予選リーググループDに属する日本は、28日(日本時間)の第2戦でマリと対戦する。