プロ野球中日の立浪和義監督(54)が2024年7月24日、後半戦から投手コーチを配置転換することを明かした。複数のスポーツ紙が報じた。
報道によると、2軍の落合英二投手兼育成コーチ(55)を1軍に迎え、1軍でブルペンを担当していた山井大介投手コーチ(46)は2軍に移る。大塚晶文投手コーチ(55)がブルペンを担当するという。
「誰かしらの配置転換は絶対必要ですよ」
立浪監督はこの日、名古屋市内の中日新聞社を訪れ、大島宇一郎オーナーに前半戦の戦いを報告し、後半戦の巻き返しを誓った。
立浪監督は22年に監督に就任し、22年、23年の2シーズン連続でリーグ最下位に沈んだ。
3年目の今シーズンは開幕から好調を維持し、貯金生活を送っていたが、徐々に成績が降下。前半戦を38勝46敗、借金「8」のリーグ5位で折り返した。
スポーツ紙などの報道によると、立浪監督は後半戦、投手を含め、守り重視の野球で上位を目指すことを明かしたという。
シーズン後半戦に向けて、投手陣のテコ入れの一環としてコーチの配置転換を行った立浪監督。インターネット上では、配置転換についてさまざまな意見が飛び交った。
Xでは、「配置転換に効果があるかどうかはともかく、先発陣の立て直しが急務というのはその通りだと思う」「適材適所で、1軍2軍ともに上手くいくとよいですね」「落合さん!頼みますよ!」「誰かしらの配置転換は絶対必要ですよ」と肯定する声の他に、次のような疑問視する意見も寄せられた。
「タッツ、そうやないやろ」「戻すならなんで落合さんファームにやった? 謎すぎる」「今頃の配置転換も理解出来ない」「これは本当に解せないね」「何の為に去年落合英二を今年2軍にしたのよ」
就任3年目の今シーズンは、2年間2軍監督を務めた片岡篤史氏(55)を1軍のヘッドコーチに抜擢し、リーグ優勝に向けて体制を強化した。