過去5年以内で32人の警察官が熱中症などで倒れる
県警本部の警務課などによると、サングラスについては、白バイ隊員など一部の着用に限られていたが、事故や健康被害の防止のため、6月から広く一般の警察官にも着用を認めることにした。
23年に行ったアンケートでは、過去5年以内に熱中症などで倒れたと答えた警察官は、32人に上ったという。
ただ、サングラスの着用については、ルールを定めた。
着用場所については、パトカー乗車や交通取り締まりなど、直射日光の下で行う日中の街頭活動を想定した。レンズの色は黒色系か茶色系とし、品位を損なうような華美で奇抜な形や色のサングラスは着用すべきではないとした。
また、注意事項としては、病気のケースなどを除き、県民と話すときは威圧感を与えないよう配慮し、着用したまま対応する必要があるときは相手の理解を得ることを挙げている。
サングラスは、所属内で同じ製品に統一する必要はないものの、上司の承認を得て個人で準備し、県警から支給はされないとしている。
一般の警察官がサングラスを着用するようになって、県民からの苦情は把握していないという。
(J-CASTニュース編集部 野口博之)
神奈川県警察本部地域部の施策として、大和警察署でも直射日光や乱反射等による各種事故防止や紫外線による健康被害防止のため、屋外で警察官がサングラスを着用する場合があります。
— 神奈川県大和警察署 (@yamato_police) July 22, 2024
また、熱中症対策として、警察官がコンビニ等に立ち寄り、飲料水を購入する場合もありますので御理解ください。 pic.twitter.com/3qjtdNNWLL