国民民主党の榛葉賀津也幹事長が2024年7月24日に開いた定例会見で、玉木雄一郎代表が、都知事選に出馬して敗れた蓮舫前参院議員からXでブロックされていることを明かした。
2人で蓮舫氏のポストを検索しようとしたときに玉木氏だけブロックされていることが判明したといい、玉木氏は「おれ、何もやってないのに」と、こぼしていたという。
「ジブリとドラえもんしか見ないから。R指定は危ないよ?」
榛葉氏の発言は、蓮舫氏にXで批判されたことに対する所感を問われ、回答する中で出た。
蓮舫氏が敗れた都知事選をめぐっては、連合の芳野友子会長が「共産党が前面に出過ぎて票が逃げた」などと指摘し、榛葉氏は7月17日の記者会見で、吉野氏の見方は「間違いじゃないと思う」などと述べていた。蓮舫氏は翌18日、この発言を報じる「よろず~ニュース」の記事をXで引用しながら、
「言っていいかしら?貴方に言われたくない」
と反発していた。
蓮舫氏の反応について問われた榛葉氏は、「出会い頭にぶつかるね?事故だね。もらい事故みたいなもんだ、俺にとったら」。映画のレーティングにからめて、蓮舫氏が都知事選で掲げていた「R」をやゆした。
「私に絡まないでくださいと言いたいですね。もう一般の方ですから。私がコメントするまでもないでしょう。私は映画はPG13しか見ないので、R指定は見ないようにしてます。ジブリとドラえもんしか見ないから。R指定は危ないよ?」
「『身に覚えがない』って言ってたもん。『俺何もやってないのに』って」
続いて明かしたのがXをめぐるエピソードだ。玉木、榛葉両氏が7月17日に青森県八戸市で行われた青森県連大会に出向いた際の出来事だ。 乗っていた車両の運転手から蓮舫氏のポストについて知らされ、榛葉氏は検索して「あ!出てきた」と思ったところで、玉木氏は蓮舫氏からブロックされていることが発覚。その時の玉木氏の様子を、はしゃぎ気味に明かした。
「俺ブロックされてないもん!玉木嫌われてるね~蓮舫さんに!ブロックされてたよ!玉木は『身に覚えがない』って言ってたもん。『俺何もやってないのに』って」
玉木氏と蓮舫氏は、かつては同じ政党に属していた。16年には前原誠司衆院議員(現・教育無償化を実現する会代表)と3人で民進党代表の座を争ったこともある。
(J-CASTニュース編集委員 兼 副編集長 工藤博司)