はじまりは2014年ごろから...
Xでは黒板の赤チョークについて「色覚異常がなくてもそこまで見やすくはない」といった声もみられる。実際、河合塾はどのような問題意識・きっかけでルールを設けるに至ったのか。取り組みの経緯は下記のとおり説明した。
「赤チョークは緑の黒板との相性が悪く、見えにくいといった生徒・講師からの声を受けて、2014年頃から、チョークはなるべく白や黄色を主体とし、赤チョークの使い方については配慮するよう全国の校舎で対応してまいりました。
そのため、すでに多くの校舎では使用機会が減っていましたが、あらためて生徒からご要望をいただいたこともあり、『赤チョーク(蛍光赤チョークを含む)は使用不可』のルールについて、2023年度を啓発期間とし、2024年4月から施行しました」