夏休みの高校生「闇バイト」に注意! SNSで仕事探し、大学生より多い...「危険な目から救うには」/マイナビ・三輪希実さん

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高校生は、不安を感じたらすぐ周囲の大人に相談しよう

――保護者や学校は、バイトをしたいという高校生に、どう対応したらよいでしょうか。また、高校生にどうアドバイスしますか。

三輪希実さん 高校生の自由は尊重しつつ、より一層大人や教育機関がSNSの正しい知識を啓蒙していくことが必要です。また、社会経験が少ない高校生がトラブルに巻き込まれないように、身近な大人や学校側から積極的にコミュニケーションを取っていくことが重要だと考えます。

夏休みなどの長期休みは高校生のバイト意欲が高まり、SNSでのバイト探しを行う高校生も増加する時期です。何より「闇バイト」に関わらないように周囲の大人が注意を払うことが必要です。

高校生にも、応募の手軽さ・時給が高いことに惑わされて、安易に「闇バイト」に手を出さないよう気を付け、長期休みを充実させてもらいたいです。自分だけでは気づけない・わからないこともあるでしょう。不安を感じたら、すぐ周囲の大人に相談することを常に意識してください。

(J‐CASTニュースBiz編集部 福田和郎)



【プロフィール】
三輪 希実(みわ・のぞみ)
株式会社マイナビ キャリアリサーチラボ研究員

2018年マイナビに新卒入社、就職情報サイト『マイナビ20XX』の営業に3年従事。現在、個人のキャリアや雇用のあり方に役立つ情報を提供する「マイナビキャ リアリサーチLab」で、主にアルバイトや派遣社員などの非正規採用領域における雇用や労働に関するさまざまな調査データやりポートの分析を行う。

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