アイドルグループ「Pialans(ピアランズ)」の水瀬みなみさんが2024年7月21日、グループの運営側から送られたLINEメッセ―ジをXで公開し、「ハラスメントでしょ普通に」と訴えた。
グループ公式Xは同日、メッセージの送信者が業務委託契約を結んだ「マネージャー」だとした上で、その人物を契約解除した旨を発表した。
「運営に対してもう我慢が出来なくなりました」
水瀬さんは21日に出演予定だったライブを欠席した。理由について、グループ公式Xは本人の「寝坊」としていたが、水瀬さんは「寝坊じゃなくて運営に対してもう我慢が出来なくなりました」と反発していた。
その後、水瀬さんはXで、「ハラスメントでしょ普通に 独立したい」という訴えと共に、運営側が送信したと見られるLINEメッセージのスクリーンショットを公開。「彼氏という立場でみなみちゃんの事幸せにしたい」「デメリットもないんだし付き合ってくれてもいいじゃん」といった内容のほか、「絶対男の家泊まってんじゃん」と水瀬さんを詮索するようなメッセージも確認できる。
水瀬さんによると、先のLINEメッセージは「ほんの一部」だという。「ずーっと何ヶ月もこういうこと言われて断っても無駄だった」とし、ストレスが蓄積していたことを告白した。
「先程のツイートの方は解雇していただきました」
グループ公式Xは21日夜、「一連のツイートに関してのお詫び」と題した文書を公開。LINEメッセージを送信したのは、業務委託契約を結んでいたマネジャーと判断した上で、投稿時点で業務委託契約を解除していると発表した。
続けて、メンバーのSNS運用について、「ポスト投稿の前に投稿内容の確認をメンバー同士で実施しております」と説明。水瀬さんの一連の投稿は、これらの手順を踏まなかった結果だとコメントした。
再発防止策として、「パワーハラスメント及びセクシャルハラスメント等の防止」「マネージャー含むスタッフの監視及び連絡体制の強化」「メンバーからの相談体制の整備」「SNS利用に関するグループ内におけるルール策定」を講じるという。
水瀬さんはグループの投稿を引用し、「ご迷惑をおかけしました」と謝罪。「先程のツイートの方は解雇していただきました」とし、「ピアランスで頑張ります。応援よろしくお願いします」と呼びかけていた。