「はい論破」を使う社会人が増えている? Xで話題に...「論破」が仕事で通用しない理由

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論破を目的とした議論ならやらないほうがいい

   仕事において議論は欠かせないものですが、状況に応じて議論を行うかどうかを判断していく必要があります。

   その際に、あるXユーザーが上司から言われたという「議論をやるべき時、そうでない時」の区別に関する話が、迷った時の参考になるかもしれません。

   その上司は、議論を行うかどうかの判断基準として「相手から引き出せるものがあると思うならどんどんしろ。それは生産的な議論だ」と語っていたそう。

   逆に「相手を説き伏せたいだけならやめろ。生産性がないし恨みを買うだけ」とも言い、やはり「論破」を目的とした議論は避けたほうがいいという考えのようです。

   そのユーザーは上司からの教えをずっと守っているようで、「このルールに沿って議論をするかどうかの判断をしているけど、人生が捗りまくっている」と振り返っていました。

上司が教えてくれた「議論をするかどうか」を判断をするルールが納得しかない→しかし「生産的な議論」をするのは難しい?- Togetter

   他のユーザーからも、その上司が教えた内容について「同意しかない」「すごく腑に落ちた」などと多くの共感が集まりました。

   また、実際に生産的な議論だと思ったら「たとえ忙しくて面倒だと思ってもとことん付き合う」と実践しているユーザーも。

   逆に、後者のような相手を説き伏せようとする議論は「敵やヘイトを増やすためにやってるようなもの」と切り捨てるコメントも見られました。

   一方で、「自分が信念を持っていることほど相手を説き伏せるモードになりやすい」「説き伏せたいだけの言葉を吹っかけてくる人もいる」と、生産的な議論を実現するハードルの高さについて言及する声も。

   多くの社会人が生産的な議論を望んでいるものの、実際は不毛な内容になることが少なくない様子。Xを見ていると、議論における理想と現実がいろいろと見えてきます。

   仕事で議論がうまくいかないと感じている人は、Xでのこうした話題を参考に、相手の言葉をよく聞いて、建設的な話し合いを心がけてみると良いかもしれません。

   以上、Togetterがお送りする「3分くらいで分かる週刊X(Twitter)トレンド【J-CAST出張版】」でした。今回紹介したTogetterまとめを振り返りたい方はこちらからどうぞ。次回もお楽しみに。

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