6月29日にも6店舗でスト、状況変わらず再度のストに踏み切る
労組の立ち上げ後は、社長による労組への誹謗中傷や個人交渉の持ちかけといった「不当労働行為」もあったと主張している。
結成後、交渉を続けていたものの「なかなか改善が見られない、反省してもらえない」として6月29日に業務スーパー6店舗で3時間のストライキを決行した。
しかし、その後も社長の姿勢は変わらず。その上「会社を破産させ、全従業員の雇用をいったん解雇する」との意向を見せたという。労組は自主再建を認めることと社長らの退陣を要求したものの、拒否されたため、今回のストライキに踏み切ったとしている。
ストライキ開始から、1日経つ19日現在まで「社長からは特に何も入ってきてない」といい、状況は変わっていないという。
書記長は
「組合員は、自分たちの雇用を守っていきたいとの思いでやっています。僕らから見ると、社長は全く経営責任を果たしていない。即刻退陣してもらいたいという強い思いでストライキに入っていますので、お客様たちにはいろいろとご迷惑をおかけしている部分がありますが、ぜひご理解とご協力いただければと思います」
と訴えた。
J-CASTニュースが19日、エス・インターナショナルに取材を申し込んだところ、社長に電話して直接話を聞くように案内された。教えられた携帯電話番号に繰り返しかけたものの、留守番電話につながり、社長は応答しない状態が続いている。回答を得次第、追って伝える。