元東京都知事で参議院議員の猪瀬直樹氏(77)が2024年7月19日、Xを更新し、パリ五輪の体操女子日本代表・宮田笙子(19)について自身の見解を示した。
スポーツ紙などの報道によると、日本代表の主将・宮田は代表行動規範に違反した疑いでチームを離脱。喫煙の疑惑が浮上しているという。
「つくづく日本人は劣化している」
宮田は事前合宿地のモナコから既に帰国したとみられ、調査を進めている日本体操協会は19日に東京都内で緊急会見を開く見通しだ。
猪瀬氏は宮田がチームを離脱したスポーツ紙の記事を引用し、Xに次のようなコメントを投稿した。引用した記事には、宮田が代表をはく奪される可能性に言及している。
「つくづく日本人は劣化している。たかがタバコで何を騒いでいるのか。麻薬じゃないんだぞ!! 規則尽くめの杓子定規が日本をダメにしてきたのだ。こんな些細なことで19歳の夢を潰すつもりか!」
宮田は高校時代の22年世界選手権に出場し、平均台で銅メダルを獲得した。団体戦では7位、個人総合では8位に入った。
23年に順天堂大学に進学し、着実に力を付けていった。
24年4月の全日本選手権で初優勝を果たすと、5月のNHK杯で3連覇を達成。自身初の五輪出場を決め、主将に選ばれた。
現時点でパリ五輪出場に関しては不透明だが、出場すればメダルの期待がかかる。