76%認知度、8.2%保有率の「ポータブル電源」は災害時の必需品 停電時も「ふだんと同じ生活」ができる

提供:Jackery

J-CASTニュース記者が実際に使ってみた

   コンパクトさとコストパフォーマンスに優れた、新製品「Jackery ポータブル電源 1000 New」。使い勝手はどうだろうか。

   自宅でテレワークしている時に、台風の影響で停電してしまった――。そんな緊急の状況を想定し、20代で1人暮らしのJ-CASTニュース記者が実際に使ってみた。

   パソコンやスマートフォンを使って仕事をしていた矢先、突然の停電に見舞われた。会社に現在の状況を報告しなければならない。自分が住む地域以外でも停電が発生しているのだろうか。いつ復旧するのか。そんな焦りを感じた。

   会社用・プライベート用のスマートフォンの電池残量は30%程度。停電が長引く恐れもある。そんな時、まずはポータブル電源を使って、スマートフォンを充電しようと思った。

   使い方は簡単だった。左側の「POWER」と書かれたボタンを長押しすると起動する。電源がオンになると、緑色のランプがついた。

   今回、ふだんから使っているACアダプタを使ってスマホを充電したかったので、その場合、右側の「AC」ボダンを押すと、ACコンセントから充電できた。なお、その左側にある「DC/USB」ボタンを押すと、USBのType-A(1口)、Type-C(2口)を使った充電ができる。また、LEDライトも付いているため、暗闇でも安心だ。

   「Jackery ポータブル電源 1000 New」は、折り畳み式のハンドルをつかんで持ち運べるが、思いのほか軽くて驚いたことも付け加えておこう。

「Jackery ポータブル電源 1000 New」でスマホを充電。スマートフォンのJackery専用アプリと本体を接続すると、バッテリー残量や残り時間の確認、電源出力やライトのオン/オフを遠隔操作できる
「Jackery ポータブル電源 1000 New」でスマホを充電。スマートフォンのJackery専用アプリと本体を接続すると、バッテリー残量や残り時間の確認、電源出力やライトのオン/オフを遠隔操作できる

   突然の停電時でも、スマートフォンを充電できた! また、社用ノートパソコンも同時に充電できたことに安心した。災害に備えてモバイルバッテリーを準備している人はいるかもしれだいが、モバイルバッテリーだけしかなければ、パソコンを給電できなかっただろう。「備えあれば患いなし」だと感じた。

   ひとまず、会社にも連絡することができた(という想定だ)が、本日締め切りの原稿がこのままだと間に合わない。せっかくなので、スマートフォンとパソコンを充電したまま、仕事を続けてみた。

   しばらく原稿を書いてみると、スマホ充電とあわせて使用電力は30ワット~40ワットで推移した。動画を確認したり、画像編集ソフトを利用したり負荷のかかる作業をすると、もう少し使用電力はあがった。でも、バッテリー残量が95%の状態で、残りの使用時間は96.3時間と出ていたから、つまり単純計算で4日ほど、仕事を続けられる(?!)。

   いや、言い方を変えれば、スマホを充電しながら、パソコンを使った情報収集ができるということで、やはり災害時に役立ちそうだ。

「Jackery ポータブル電源 1000 New」で、スマホ充電、パソコンでの作業、サーキュレーターを利用
「Jackery ポータブル電源 1000 New」で、スマホ充電、パソコンでの作業、サーキュレーターを利用

   だが、部屋が暑い。エアコンが使えないのだ。そこで、スマホ充電、パソコンでの原稿執筆に加え、サーキュレーターを回してみた。3つの電化製品を同時に使うことができ、普段とそう変わらない! その時、ディスプレイを見ると、消費電力は約60ワット。残りの使用時間は約13時間という状態だった。

   コーヒーも飲みたい。扇風機の代わりに電気ケトルを使ってみた。約1300ワット消費するが、普段と変わらず使用できる。もっとも、電気ケトルは消費電力が大きいため、残りの使用時間は約40分と表示された。緊急時にはケトルを使い過ぎない方がいいかもしれない。

「Jackery ポータブル電源 1000 New」で電気ケトルを利用
「Jackery ポータブル電源 1000 New」で電気ケトルを利用

   「Jackery ポータブル電源 1000 New」を仕事以外でも使えるのか。定格出力が1500ワットもあるため、約1200ワットの電子レンジも、問題なく使える。緊急時でも温かい食事を取れるため、災害時には安心感を与えてくれる存在だろう。ただし、電気ケトルと同様、消費電力が大きいので、バッテリーの減り具合もはやいから、その点は注意が必要だ。

   ほかにも、一人暮らし用の冷蔵庫(約70ワット)には2時間ほど接続してみたところ、バッテリー残量は10%しか減らない。飲み物もしっかり冷えていた。このように、「Jackery ポータブル電源 1000 New」があれば、ほとんど全ての家電製品を使うことができたのだった。

「Jackery ポータブル電源 1000 New」で電子レンジを利用
「Jackery ポータブル電源 1000 New」で電子レンジを利用

   ここまで室内での使用を想定して説明してきたが、「Jackery ポータブル電源 1000 New」は、ソーラーパネル「Jackery SolarSaga 100」(ソーラー入力100W)に接続して充電できるのも特長だ。最大400Wのソーラー入力で、最速3時間のフル充電ができる。

   実際に試してみると、曇り空の日でも、ソーラーパネルは低照度条件下でも稼働した。ソーラーパネルからポータブル電源へは5ワットのペースで蓄電されていった。天気がいい日に蓄電しておくと、コスパの面でもよさそうだ。

ソーラーパネル「Jackery SolarSaga 100」から「Jackery ポータブル電源 1000 New」への充電が可能。
ソーラーパネル「Jackery SolarSaga 100」から「Jackery ポータブル電源 1000 New」への充電が可能。

   今回は台風シーズン時の停電を想定した活用だったが、キャンプや車中泊といったアウトドアシーンでも活躍するのは間違いない。持ち運びしやすく、幅広い家電製品に対応しているため、私たちの生活に安心感をもたらしてくれる製品だと実感した。

   テレワークが定着しつつある中、台風や地震などの災害時に電力供給がストップし、機器の破損や重要なデータの消失に備える必要がある。また、慌てることなく対処することも大切だろう。一人暮らしをする20代~30代の社会人にもおススメできる商品だった。

   ポータブル電源 1000 Newの価格は、13万9800円(税込)。ソーラーパネル「Jackery SolarSaga 100」がセットになった商品「Jackery Solar Generator 1000 New」は、17万4600円(税込)。インターネット通販「Amazon」の「Jackeryストア」では、2024年7月26日まで45%オフで販売する。

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