東京都知事選に出馬した蓮舫氏は2024年7月18日、自身に向けられた攻撃的な発言などが相次いだのに対し、「私の人生、勝手に戦略を立てないでほしいな。私は黙らないよー」などと、Xで「反撃宣言」した。
「私だけの問題じゃない場合は特にね」
蓮舫氏は18日、一般ユーザーの投稿をXで引用。「黙った方が戦略的にいい」と蓮舫氏に指摘する「有識者枠の男性」は、蓮舫氏と同じ怒りを共有する多くの女性たちが見えてないのではないかとの見解を示す内容だ。
この投稿に対し、蓮舫氏は「謎の『戦略的に』との上から目線」と批判、「私の人生、勝手に戦略を立てないでほしいな。私は黙らないよー。私だけの問題じゃない場合は特にね」と鋭く反論した。
蓮舫氏を巡っては、14日にも「私はね。 黙らないよ。いま、最も自由に黙らない」とXで表明している。テレビプロデューサーでタレントのデーブ・スペクターさんが「蓮舫がテレビ司会者に転身→ヒステリーチャンネル」とXで揶揄したのに対し、「私の闘いや私の姿勢を個人で笑うのはどうぞご自由に」と一蹴した。
また、蓮舫氏が都知事選で敗因した理由についても敏感に反応。連合の芳野友子会長が、「共産党が前面に出過ぎて票が逃げたのではないか」と発言したとの報道があると、「現職に挑戦した私の敗因を、現職を支持した貴女が評論ですか」などと鋭く批判した。
さらに、「朝日新聞の政治記者」を名乗る個人アカウントが15日、「ザ蓮舫さん、という感じですね。支持してもしなくても評論するのは自由でしょう、しかも共産べったりなんて事実じゃん」「自分中心主義か本当に恐ろしい」と投稿。
ところが、その後、同アカウントが「これまでの私の投稿に不適切な表現がありました」と謝罪文を載せると、蓮舫氏は16日、「終わらせません」「私に言う前に何を言っておられるのでしょうか」と批判。続けて「弁護士と相談しているところです。まず。朝日新聞への抗議ならびに質問状を出したいと考えています」との方針を示した。