酷暑の夏イベントに備えて「熱中症保険」急成長 LINEヤフーやドコモが参入、救急搬送や入院に対応

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NTTドコモの加入傾向は長期間&幅広い年齢層

   NTTドコモでも、6月27日から「ドコモの熱中症お見舞金保険」の提供を開始した。NTTドコモの広報担当者は取材に「昨今の熱中症への関心の高まりを踏まえ、お客さまの身近なリスクへの備えをご提案するために提供開始することといたしました」と説明した。

   最短1日80円から、最長で120日間加入でき、熱中症となり「救急搬送されたとき」「医師等の判断により病院等で点滴治療を受けたとき」「その治療のために2日(1泊2日)以上の入院をしたとき」、診断書の提出を前提に見舞金を受け取ることができる。プランにより異なるが、救急搬送見舞金が最大1万円、治療保険金が最大1万5000円、入院保険金が最大5万円となる。キャッシュレス決済アプリ「d払い」上で、申し込みや保険金請求の手続きができる。

   NTTドコモの広報担当者によると、「救急搬送されたご本人だけでなく、同行者の方でもお支払いされたお見舞金をご利用できます。(同行者の方のタクシー代としてご利用いただくなど)」。

   提供開始から半月余りだが、申し込み状況は。広報担当者は「具体なお申込み件数については回答を差し控えさせて頂きますが」としつつ、「提供開始後、間もない中でもX等のSNSを中心に、想定を超える多くの反響を頂いております」と明かした。

   加入傾向については、事前の想定では「イベントごとに日単位で」の加入が多いと見込んでいたものの、「連日の猛暑により、90日、120日といった長期加入期間を選択される方」が比較的多いと明かす。

   また、年齢層についても「お子様と一緒にご家族で加入される方が多い」と想定していたが、「幅広い年齢層の方にご加入頂いております」という。

「お出かけやイベントが多いシーズンの、みなさまの心強いお守りとなるよう『ドコモの熱中症お見舞金保険』をご用意いたしました。熱中症は誰にでも起こりうる、夏の身近なリスクです。熱中症対策の1つとして、ぜひ本保険をご活用いただけたらと思います」

とコメントした。

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