石丸伸二氏「一夫多妻制」提案に「本気で若者の暴動が起こる」 米山隆一氏がSNSで批判

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   東京都知事選に出馬した石丸伸二氏(41)が、人口減少対策の一例として「一夫多妻制」にテレビ番組で言及したことを巡って、立憲民主党の米山隆一衆院議員(56)は2024年7月16日、「1対1の人口比で一夫多妻なんて導入したら、本気で若者の暴動が起こると思います」などと、Xで批判した。

  • 7日投開票の東京都知事選に出馬した石丸伸二氏(2024年6月23日撮影)
    7日投開票の東京都知事選に出馬した石丸伸二氏(2024年6月23日撮影)
  • 米山隆一氏のXアカウントより(@RyuichiYoneyama/一部加工)
    米山隆一氏のXアカウントより(@RyuichiYoneyama/一部加工)
  • 7日投開票の東京都知事選に出馬した石丸伸二氏(2024年6月23日撮影)
    7日投開票の東京都知事選に出馬した石丸伸二氏(2024年6月23日撮影)
  • 7日投開票の東京都知事選に出馬した石丸伸二氏(2024年6月23日撮影)
  • 米山隆一氏のXアカウントより(@RyuichiYoneyama/一部加工)
  • 7日投開票の東京都知事選に出馬した石丸伸二氏(2024年6月23日撮影)

米山隆一氏「無茶な答えを返さざるを得なくなっている」

   発端は、7月14日放送の「そこまで言って委員会NP」(読売テレビ)だ。同番組に出演していた元参院議員の田嶋陽子氏が、人口減少を危惧していると話した石丸氏に、具体的な対策を尋ねた。

   石丸氏は「究極的にはですよ。あと100年か200年かかると思うと思うんですけど」と前置きした上で、「今の社会の規範じゃ無理なんですよ。先進国(は)どこも、人口減少を克服できていないので」と指摘。

   続けて、「例えば、一夫多妻制を導入するとか。遺伝子的に子どもを生み出すとかです」と提言。スタジオから驚く声が上がる中、「SFの話に聞こえるかもしれないですが、そこまでやらないと、人口減少は止まらないんですよ」とコメントした。

   だが、石丸氏は「いまどう考えても無理です。それをやろうとは思っていないです。社会が変わるには100年、200年。日本だったら300年かかるかもしれません」とも話した。

   同番組に出演した兵庫県明石市前市長の泉房穂氏が、先述した石丸氏の提言にXで言及したことを報じた記事を受け、米山氏は15日、「何でも解決できるスーパー政治家を装ってしまったので、現実の問題を聞かれると、スーパーな無茶な答えを返さざるを得なくなっているのだと思います」と、Xで見解を示した。

「無理にやったら本気で暴動とか革命とかが起こると思います」

   一般ユーザーから少子化対策を尋ねられた米山氏は、「特別なものはありません。それが現実ですから。若者の経済状況を改善し、子育てし易い社会を創る取り組みを丁寧に積み重ねていくしかありません」と返答。

   「一夫多妻制」発言は一例だという批判に対しては、米山氏は、「通常の解釈なら、あれは直ちに実現できないなりに、一つの解決法として提示しています」「石丸氏は人口減少問題の長期的解決策の一つとして一夫多妻制を提示しています」などと反論した。

   また、一般ユーザーからは、一夫多妻制の導入は非現実的なのかという疑問の声も。米山氏は16日、「現代社会的で一夫多妻を許容するなら、一妻多夫も許容せざるを得ないでしょうね。女性の側だって一回に産めるのは基本一人として、相手が変わった方が良い事もあるかもしれません」とした上で、こう指摘した。

「現実的には、1対1の人口比で一夫多妻なんて導入したら、本気で若者の暴動が起こると思いますね。人間動物ですから」

   続く投稿では、米山氏は、

「一夫一婦か一夫多妻か一妻多夫か多夫多妻かなんて事は基本動物種ごとに決まっていて、それに基づく異性の取り合いはDNAに極めて高い優先度で刷り込まれているので、それを社会制度で変更しようなんて殆ど不可能で、無理にやったら本気で暴動とか革命とかが起こると思います」

との見解を示している。

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