韓国メディアが男子バレーボールの日韓の実力差を嘆いた。
男子バレーボールの「2024韓国カップ」が7月14日、韓国で行われ、世界ランキング2位の日本が同28位・韓国をセットカウント3-2で破った。
「韓国は2セットを先取しても3セットを失い笑えない状況に陥った」
日本は第1、第2セットを落とすも、第3セットを25-19で取ると、第4、第5セットを連取して逆転勝利を飾った。
パリ五輪を控えた日本は主力をほぼ除いたチーム構成だった。一方、パリ五輪出場を逃した韓国はベストメンバーで挑んだ。
「2024韓国カップ」には開催国の韓国、日本、オーストラリア、ブラジル、中国が参加。5チームによる総当たりのリーグ戦が行なわれる。
韓国は初戦で世界ランキング7位のブラジルをセットカウント3-1で破った。地元メディアによると、ブラジル戦の勝利は1992年以来32年ぶりで、連敗を19で止めたという。この勢いで日本戦に臨んだが、終盤に地力の差が出た。
韓国で注目を集めた日韓戦の結果を複数のメディアが速報した。
「MHNスポーツ」(WEB版)は、「第2セットまでは韓国の勢いが良かったが、第3セット以降は日本がリズムを掴み始め、韓国の攻撃が徐々にブロックされていった。韓国は2セットを先取しても3セットを失い、笑えない状況に陥った」と報じた。
「韓国チームは日本の2軍に衝撃的な逆転負けを喫した」
「MKスポーツ」(WEB版)は「韓国チームは日本の2軍に衝撃的な逆転負けを喫した」などのタイトルで、試合の内容を詳細に伝えた。
記事は「韓国の男子バレーボールチームは日本の2軍に敗れた」と書き出し、「第3セットから息を吹き返した日本の勢いを崩すことができず、体育館を埋め尽くしたファンに勝利を届けられなかった」とした。
「ハンス経済」(WEB版)は「韓国男子バレーボールチームは、日本の2軍に逆転負けという屈辱を味わった」と報じた。
「ソウル新聞」(WEB版)は、「パリオリンピックに出場できない韓国と異なり日本はパリオリンピックに向け主力を大幅に除外した」とし、「日本が2軍で構成されていることを考えると、実力差を確認するしかない試合だった」と嘆いた。
韓国ではサッカー男子をはじめ多くの団体球技がパリ五輪出場を逃しており、女子バレーボールも出場できない。