SGホールディングスグループの佐川急便は2024年9月2日に、荷受人が荷物の受け取り方法として「置き配」を選べるサービスを開始する。7月10日に発表した。
持続可能な物流の実現へ
現在、佐川急便では個別契約をしている荷送人からの指定場所配送サービスとして、一部の荷物にのみ置き配に対応している。
しかし、9月2日以降は佐川急便Webサービスのスマートクラブ会員と佐川急便LINE公式アカウントを通じて、より多くの荷物が置き配に対応できるようになるという。
対象の荷物は、飛脚宅配便、飛脚ラージサイズ宅配便、飛脚航空便で、サービスや荷物の種類および荷送人の意向によっては置き配できないこともあると同社は説明している。
置き配に指定可能な場所は、宅配ボックス、玄関前、ガスメーターボックス、車庫、自転車のかご、物置などとしている。
置き配の選択方法は、スマートフォンやパソコンから、佐川急便会員向けWebサービスのスマートクラブにログインし、荷物の受け取り方法で「置き配」を選択する。また、佐川急便LINE公式アカウントより荷受人に届く、お届け予定通知からも置き配の選択が可能になる。
発表資料では、「佐川急便は、引き続き持続可能な物流の実現に努めてまいります」とコメントしている。
X上では「ドライバー不足でぜんぜん置き配が広まって欲しい」「置き配ほんと便利。うれしい」「配達員さんの負担軽減になるかな」などの声が上がっている。