古市憲寿氏、石丸伸二氏に「出来の悪い生成AIみたいな話しぶり」「そういう戦略だったんでしょうね」

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「新しいコミュニケーションがもっと政治の世界にも増えていけば」

   古市氏は、「やりたいことが具体的な人の場合、行政と立法が混じるってことは、あんまりないんですよね。あるとしたら、何でもいいから政治家になりたい場合。どこでもいいから選挙で勝てばいいと考えている場合」と皮肉を交えつつ、「あれ、それって石丸さんの定義した『政治屋』そのものじゃないの?」「だから、石丸さんの批判する『政治屋』と、石丸さん自身がどう違うのかを何度も聞いたんです」と発言の意図を説明した。

   しかし、石丸氏からその答えが出なかったため、「不思議」だったそう。「今回のやりとりのように『答えない』という戦略があってもいいと思います。だとしたら、選挙特番などの番組自体に出ない方がよかったと思うんですよね」といい、石丸氏のブランディングの甘さについても指摘していた。

   また、石丸氏の支持者に対し、「石丸さんを批判する人も仲間にしていかなくちゃいけないわけです。反・石丸の人を、攻撃的にののしっても、仲間は増えないと思うんですよね」「『石丸さんの支持者っていい人が多いな。まともだな』って思われた方が絶対にいい」とアドバイスする。

   最後には、「政治ってもちろん最後は戦いです。敵と味方にわかれて戦うわけです。でも常日頃から戦っていたら仲間は増えません」としつつ、「論破とか攻撃ではない、新しいコミュニケーションがもっと政治の世界にも増えていけばいいと願っています」といい、「民主主義は風前の灯火かも知れないけど、この仕組みが自分の生きている間くらいは、この国で続いていけばいいなあと思っています」と考えをつづっていた。

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