千葉ロッテ、選手への「侮辱、脅迫などの行き過ぎた行為」に注意喚起、法的措置も検討 ファン歓迎「ぜひリーグ全体で」の声も

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   プロ野球・千葉ロッテマリーンズが2024年7月10日、球団公式Xを通じて選手らに向けられた「侮辱、脅迫などの行き過ぎた行為」への注意喚起を行った。

  • 千葉ロッテマリーンズの本拠地・ZOZOマリンスタジアム
    千葉ロッテマリーンズの本拠地・ZOZOマリンスタジアム
  • 球団はXで注意喚起
    球団はXで注意喚起
  • 千葉ロッテマリーンズの本拠地・ZOZOマリンスタジアム
    千葉ロッテマリーンズの本拠地・ZOZOマリンスタジアム
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    千葉ロッテマリーンズの本拠地・ZOZOマリンスタジアム
  • 千葉ロッテマリーンズの本拠地・ZOZOマリンスタジアム
  • 球団はXで注意喚起
  • 千葉ロッテマリーンズの本拠地・ZOZOマリンスタジアム
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「現在、選手より心ない誹謗中傷のメッセージに心を痛めているという相談を受けています」

   マリーンズ公式Xは10日、「ファンの皆さまからSNS等を通じていただいている応援メッセージの数々は選手たちの励みにもなっており、心より感謝申し上げます」とファンらに向けた感謝を伝えた上で、心無いメッセージなどが選手らに悪影響を与えていると説明した。

「ただ一方で残念ながら、現在、選手より心ない誹謗中傷のメッセージに心を痛めているという相談を受けています。誹謗中傷等を受けた側は不安や恐怖を感じ、深く傷ついています」

   こうした状況を受けて「侮辱、脅迫などの行き過ぎた行為は、警察への通報や法的措置も検討させていただきます」と注意喚起した。「メッセージを受け取る側の気持ちを理解していただき、今後、このような行為をお控えいただきますようお願いします」と呼びかけている。

   球団公式サイトでも同様の注意喚起を行っている。

「心から応援する人達が不快に感じない環境づくりを」

   選手らへ行き過ぎた批判や誹謗中傷といった行為は、マリーンズのみならず、プロ野球界全体の問題でもある。

   日本プロ野球選手会は24年3月に「複数の法的措置」を行い、開示請求を通じて誹謗中傷を行った人物を特定し、加害者との間で「二度と誹謗中傷行為等を行わないことや損害賠償金を支払う旨の内容を含む」示談が複数件成立したことを伝えていた。

   5月にも選手らに対する「到底許容されない内容の誹謗中傷、侮辱や脅迫等が行われた」ことを明かし、開示請求をはじめとする損害賠償請求や刑事手続きといった法的措置をとると発表している。

   マリーンズの声明には、選手の安心を守る球団の姿勢を支持する声が多く寄せられている。選手らに向けられた誹謗中傷などは、選手本人はもちろん応援するファンにとっても辛いと訴える声も目立つ。

「球団としてこの様にしっかりと選手を守る声明文を出されてる事に信頼が増しました。まだ優勝狙えますし秋に気持ちよく笑顔で迎えたいですね」
「他球団も同様かと思われます、ぜひリーグ全体で毅然とした対応をお願いしたいです。皆様が健やかに野球に専念してくださることだけがわたしの願いです」
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