「悪質性の高い情報拡散者に対しては、証拠保全の上、刑事告訴・刑事告発」
情報漏えい問題への対策として、「株式会社KADOKAWA、株式会社ドワンゴ、学校法人角川ドワンゴ学園で構成される横断対策チームを組成」し、「匿名掲示板やSNS上での巡回監視や皆様からの情報提供に基づき、運営者への申請を通じて、当該拡散行為に該当する複数の投稿内容の削除を確認しており、今後も継続してまいります」。スパムメールなどの迷惑行為についても、警察と連携して対処する。
その上で、「悪質性の高い情報拡散者に対しては、証拠保全の上、刑事告訴・刑事告発をはじめ法的措置の準備を進めております」と、厳しい対応をとるとしている。
他者の個人情報を不正に発信する行為は法的に罰せられる可能性があるとした上で、「情報漏洩の被害を拡大させ、多くの方々の生活や事業活動に重大な影響を及ぼすだけでなく、今後の類似犯罪の増加を招く恐れ」があると説明した。
「漏洩情報の拡散行為以外にも、本事案の関係者への脅迫めいた書き込みも確認しております」とし、「これらの行為は絶対におやめください」と訴えた。
また、漏えい対象となったユーザーに対し、「どの場所で、どの情報が、どのように公開されていたか」などの情報を具体的に添え、窓口に連絡してほしいと呼びかけた。
KADOKAWA側からも削除申請を行うが、即座の削除がされない場合も多いことから「ご自身でも削除申請を併せて行っていただくようお願い申し上げます」としている。