井上尚弥「対戦候補」グッドマン、世界前哨戦勝利で1億円賞金も 「井上戦のチャンスを危険にさらす」米メディア

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   プロボクシングのWBO・IBF世界スーパーバンタム級1位サム・グッドマン(オーストラリア、25)が2024年7月10日、地元オーストラリアで世界前哨戦に臨む。

   対戦相手はWBC世界スーパーバンタム級8位チャノイ・ウォラワット(タイ、28)。戦績25勝(15KO)1分けを誇る強豪だ。

  • 世界前哨戦に臨むグッドマン(グッドマンのインスタグラムより)
    世界前哨戦に臨むグッドマン(グッドマンのインスタグラムより)
  • 雄たけびを上げるグッドマン(グッドマンのインスタグラムより)
    雄たけびを上げるグッドマン(グッドマンのインスタグラムより)
  • ベルトを保持するグッドマン(グッドマンのインスタグラムより)
    ベルトを保持するグッドマン(グッドマンのインスタグラムより)
  • 練習中のグッドマン(グッドマンのインスタグラムより)
    練習中のグッドマン(グッドマンのインスタグラムより)
  • 井上戦を視察した陣営(グッドマンのインスタグラムより)
    井上戦を視察した陣営(グッドマンのインスタグラムより)
  • 世界前哨戦に臨むグッドマン(グッドマンのインスタグラムより)
  • 雄たけびを上げるグッドマン(グッドマンのインスタグラムより)
  • ベルトを保持するグッドマン(グッドマンのインスタグラムより)
  • 練習中のグッドマン(グッドマンのインスタグラムより)
  • 井上戦を視察した陣営(グッドマンのインスタグラムより)

12月の井上戦はチャノイ戦勝利が大前提

   地元メディア「フォックス・スポーツ・オーストラリア」(WEB版)によると、グッドマンがチャノイに勝利すれば、賞金として100万オーストラリアドル(約1億円)が出るという。

   グッドマンは当初、スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋、31)が9月に予定する防衛戦の相手として候補に挙がっていた。井上が5月6日に東京ドームで行った防衛戦を現地観戦し、試合後にリングに上がり井上戦をアピールした。

   井上はリング上でグッドマンと握手したことで、対戦交渉が進むかと思われたが、グッドマン陣営は12月開催を要望。7月10日にノンタイトル戦を組んだことで、9月の井上戦を回避した形となった。

   井上の共同プロモーターを務める米トップランク社のボブ・アラムCEO(92)は、井上が予定する9月の対戦相手を元IBF世界スーパーバンタム級王者テレンス・ジョン・ドヘニー(アイルランド、37)とし、12月にグッドマンと対戦する意向を示している。

   12月の井上戦は、グッドマンが世界ランキング1位を維持することが大前提となる。チャノイに敗れ、世界ランキングを落とせば指名挑戦権が失い、井上戦は消滅する。

「俺はこれに全力で集中しているし、準備は万端だ」

   井上戦を回避してノンタイトル戦に臨むグッドマンに対し、米ボクシング専門メディア「ボクシングシーン」(WEB版)は、「チャノイ戦で井上尚弥戦のチャンスを危険にさらす」とのタイトルで記事を公開した。

   記事では「WBOとIBFで1位にランクされているグッドマンは、今年後半に日本のスーパースター、井上尚弥との試合を控えている」とし、「10日に地元オーストラリアで無敗のタイ選手、チャノイ・ウォラワットと対戦するが失敗するわけにはいかない」と指摘した。

   グッドマンは「ボクシングシーン」の取材に対して、次のようにコメントしている。

「チャノイは世界ランキングにも入っているし、優れたファイターであることはわかっている。俺は戦うためにここに来ている。チャノイはこの試合を、井上尚弥との対戦を勝ち取るためのオーディションのようなものだと考えているだろうが、俺はこれに全力で集中しているし、準備は万端だ」

   地元メディアの報道によると、9日に行われた前日計量で、グッドマンは55.26キロ、チャノイは55.08でパスした。

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