「俺はこれに全力で集中しているし、準備は万端だ」
井上戦を回避してノンタイトル戦に臨むグッドマンに対し、米ボクシング専門メディア「ボクシングシーン」(WEB版)は、「チャノイ戦で井上尚弥戦のチャンスを危険にさらす」とのタイトルで記事を公開した。
記事では「WBOとIBFで1位にランクされているグッドマンは、今年後半に日本のスーパースター、井上尚弥との試合を控えている」とし、「10日に地元オーストラリアで無敗のタイ選手、チャノイ・ウォラワットと対戦するが失敗するわけにはいかない」と指摘した。
グッドマンは「ボクシングシーン」の取材に対して、次のようにコメントしている。
「チャノイは世界ランキングにも入っているし、優れたファイターであることはわかっている。俺は戦うためにここに来ている。チャノイはこの試合を、井上尚弥との対戦を勝ち取るためのオーディションのようなものだと考えているだろうが、俺はこれに全力で集中しているし、準備は万端だ」
地元メディアの報道によると、9日に行われた前日計量で、グッドマンは55.26キロ、チャノイは55.08でパスした。