2024年7月7日に放送された情報番組「アッコにおまかせ!」(TBS系)で、同日に投開票された東京都知事選挙での投票の方法をめぐり、誤った説明をしたとして訂正する一幕があった。訂正されたのは候補者名の記入方法に関する説明だが、ほかにも投票所入場整理券を紛失した場合の対応についての説明についても、SNS上で疑義が出ている。
なぜこのような誤情報が放送されたのか。指摘されている投票所入場整理券についての見解は――。TBS広報室は取材に、「東京都知事選の投票日当日に誤った情報を伝えてしまったことをお詫び申し上げます」と謝罪した。
宇内梨沙アナが訂正&謝罪「候補者と特定できれば有効に」
番組では、実際の投票箱や投票用紙を用意して投票の際の注意点を特集した。
投票用紙への記入の方法について説明する場面で、宇内梨沙アナウンサーは「漢字を間違ってしまうと無効になってしまうので、正しく書くようにしてください」と案内。出演したタレントの勝俣州和さんが、「ひらがなで書いてもいいですか?」と質問すると、宇内アナは「正しく!立候補した名前で」「ひらがなで立候補した人はひらがなで、漢字で立候補している人は漢字で書くようにしてください」と回答した。
その後、宇内アナは「東京都選挙管理委員会によりますと、先ほどお伝えした投票用紙の記入の件なんですけれども、候補者の名前をカタカナ、ひらがなで記入しても、候補者と特定できれば有効になるとのことでした」と訂正。「大変失礼いたしました」と謝罪し、深々と頭を下げた。
この発言はSNS上でも波紋を呼び、訂正後も批判の声が相次いだ。しかし、誤りだと指摘されたのはこれだけではない。