PrimeVideoの恋愛リアリティ番組「バチェロレッテ・ジャパン」シーズン3の第7話が2024年7月4日に配信され、残り3人まで勝ち残った男性が予想外の発言をした。
視聴者の間で驚きがひろがるなか、本人がXで心境を明かし、話題となっている。
「僕にローズは渡さないでほしいなって」
「バチェロレッテ・ジャパン」は、「バチェラー・ジャパン」の男女逆転版ともいえる存在。今シーズンはインドネシア・バリ島を舞台に、東大卒で元官僚・武井亜樹さん(27)が3代目バチェロレッテを務め、15人の男性参加者とデートを重ねて「真実の愛」を見つけ出すという内容だ。今シーズンは全9回で、終盤での大きな展開だ。
※以下、ネタバレを含みます。
第7話では、残る男性の家族3組と武井さんが対面した。内科医で実業家・坂口隆志さん(33)、物理化学者・櫛田創さん(32)、そして前回の選考を争った候補者5人のなかでも唯一、ツーショットデート未経験の会社経営者・北森聖士さん(27)だ。
家族との対面後、北森さんは2人きりの思い出がないことに違和感があるなどと武井さんに本音を吐露。対話によって不安は解消されたとするも、最終的には「正直、今回のローズセレモニーで僕にローズは渡さないでほしいなって今は思っています」と願い出た。これを尊重して、武井さんは彼を脱落させた。
このエピソードは視聴者にも驚かれるなか、北森さんは7日に「応援・期待してくださっていた皆様、本当に申し訳ございません」と、長文のメッセージ画像をXに投稿した。ネタバレへの注意喚起と併せて、番組での心境の変化を伝えている。
「自信を持って『将来を共にしたいパートナーです』と言えない」
6話ごろまでの武井さんへの思いは、「もっと知りたいと感じるようになりました。心の繋がりを求めるようになり、手紙でお伝えした『好き』という感情に偽りはありません」「好きな気持ちはありましたが、2人でデートをしていない中で心がスパークしないという感情も抱いていました」とし、相手から興味は持たれていないと受け止めていたと明かす。
そして思いもよらず家族との対面に進んだ後、「初めて1時間以上」話すことができたものの、「2人でデートしている時の亜樹さんの雰囲気や表情、声のトーンを全く知らない状況でした」と説明。
北森さんは続けて、「そんな中で亜樹さんのご家族とお会いした際、自信を持って『将来を共にしたいパートナーです』と言えないと感じました。お会いしても綺麗な言葉を並べて良く思ってもらうことしかできないと思うようになりました」などといい、脱落メンバーや武井さんらを慮って数日悩み続け、結論に至ったと明かした。下記のようにも釈明している。
「ラスト3という大事な枠を奪ってしまったこと。もっと早く決断できればよかったのですが、ちゃんと時間をとって話すことができたのがep7のタイミングとなってしまい、決断が遅くなってしまったこと。
過酷な旅を続けている亜樹さんに伝えることが本当に申し訳なく、メンタルに影響が出てしまうことをしてしまったと思っています。バチェロレッテという重圧の中で顔に泥を塗ってしまう行為ということも理解していました。ただ、周りのために自分の心を閉ざす行為をこの旅を通じて辞めると決めたタイミングがあり、このような結果となってしまいました」
「今回の判断は両親や妹は一切関与しておりません」
視聴者に向けては、「この旅を楽しみにしていただいた視聴者の方々からの批判を受け入れる覚悟は、この時にしていましたので、今の現状から逃げるつもりは一切ありません。何と言われようと反論するつもりもありません」と述べ、「今回の判断は両親や妹は一切関与しておりませんので、批判は私に向けていただければと思っています」と訴えた。
北森さんは「仕事ばかりしてきた人生でしたが、この期間は真剣に将来のパートナーとなれるか向き合ってきた自負はあります」と改めて伝え、「武井亜樹さんにもお伝えしましたが、本当に幸せな人生を歩んでほしいと心から願っています」と思いを記した。
投稿を受けてXでは、「出てくれてありがとう」「色んな声があるのかもわからないけど、出演者の皆様の人生がより良いものになることをただただ願います」といった声が寄せられている。
続きです。 pic.twitter.com/Rat7qdNDTM
— 北森聖士@バチェロレッテ3???? (@STSKTMR) July 7, 2024