「ようはバッターの技術と、ピッチャーの技術が上がったということ」
「ホームランの数がすくなくなった、打率が低くなったというのは、ボールは一切関係ないと思う」
落合氏はそう指摘して、自身の現役時代と現代野球を比較して持論を展開した。
「ようはバッターの技術と、ピッチャーの技術が上がったということ。我々の時代は140キロ投げれば速いボールといわれていた時代に、今150キロが全盛でしょ。それにフォークとチェンジアップ。縦の変化。昔は横の変化が主流だった。速いボールと落ちるボールさえあれば、バッターは抑えられる。それにバッターの技術がついていっていないと思う」
落合氏の持論にインターネット上で野球ファンが賛同。Xでは「落合さんが言うと説得力が違うな」「落合さんの意見に賛成」「落合さんの仰る通りだと思う」「落合だけが言える言葉だ」「さすが落合さん!」などのコメントが寄せられた。
7日時点でセ・リーグの3割打者は、ドミンゴ・サンタナ外野手(.3153=ヤクルト)と丸佳浩外野手(.315=巨人)の2人。パ・リーグは近藤健介外野手(.341=ソフトバンク)と岡大海外野手(.301=ロッテ)の2人となっている。
本塁打をみると、セ・リーグはヤクルト村上宗隆内野手の15本がトップで、パ・リーグのトップは、近藤と山川穂高内野手(ともにソフトバンク)が13本で並んでいる。