【日ハム】最近10試合で1勝9敗 春先は好調だったのに...「大失速」の原因は?新庄監督の采配は?

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   日本ハムが完全に失速している。最近10試合で1勝9敗。2024年7月7日のオリックス戦(京セラ)で4連敗を喫して、今季ワーストの借金3となり、5位に転落した。

  • 北海道日本ハムファイターズの本拠地・エスコンフィールドHOKKAIDO
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「日本ハムは経験値が少ない選手が多い」

   春先から投打がかみ合って白星を重ねていたが、6月以降に陰りがみえる。

   先発ローテーションの軸として期待された北山亘基が左足中指骨折、遊撃で急成長の水野達稀が右足関節外側靭帯損傷で戦列を離れたのは痛手だが、原因はそれだけではない。

   日本ハムを取材するスポーツ紙記者はこう指摘する。

「田宮裕涼、水谷瞬が活躍していますがシーズンを通じてプレーした経験がないのでこの時期は疲労が当然くる。6月以降は実績がある選手の頑張りがカギを握るが、日本ハムは経験値が少ない選手が多い。新庄剛志監督の采配も気になります。打線は日替わりでメンバーを動かしていますが、機能しているとは言えない。投手の継投策もハマらず、勝負所で痛打を浴びる場面が目立ちます。役割分担を明確にして起用する選手を固定した方がいいと感じます」

ズルズル負けが続くと、最下位争いの危機が

   首位・ソフトバンクに15ゲームの大差をつけられているが、2位のロッテとは6ゲーム差。3位のオリックスとは0.5ゲーム差とCS争いは熾烈だ。

   一方でこのままズルズル負けが続くと、現在は12ゲーム差離れている西武との最下位争いに巻き込まれる可能性がある。

   日本ハムが強いと、パリーグが盛り上がる。チームを立て直して意地を見せてほしい。(中町顕吾)

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