「インティマシー・コーディネーター」起用見送り物議の映画 公式サイトあらすじから「快楽に溺れ」記述を削除...疑問の声

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「問題は『不用意な発言』ではない」

   こうした中、注目を集めているのは映画公式サイトに掲載されたあらすじ文の変更だ。

   美鈴が早藤を拒めない理由として「早藤を忌み嫌いながらも、快楽に溺れ、早藤の呼び出しに応じてしまう美鈴」と書かれていた部分が、6日までに「快楽に溺れ、」との部分が削除され「早藤を忌み嫌いながらも、早藤の呼び出しに応じてしまう美鈴」と変更されていた。

   7日午前10時時点で、削除にあたっての説明などは公開されていない。

   削除された「快楽に溺れ」という表現については、被害に遭ったことを自責し、葛藤する美鈴をめぐる表現としては適切でないとの声が上がっていた。その一方で、重要なあらすじをアナウンスのないまま削除する対応に、疑問の声も相次いでいる。

「現在は『快楽に溺れ』の部分は削除されてるそうだけど、ほんと誰が書いたんだよ。あの原作をどう読んだらそういう解釈になるのか教えて欲しいわ」
「HPの一文を消したとて、そもそも監督や脚本家が『快楽に溺れ』と解釈して作ってしまってるのならアウトだと思うけど」
「問題は『不用意な発言』ではない。なにが問われているのかを監督が理解していないことだ」
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