プロ野球の「格差」トレードがインターネット上で大きな話題を呼んでいる。
ソフトバンクと西武両球団が2024年7月5日、ソフトバンク野村大樹内野手(23)と西武の育成・斉藤大将投手(29)との交換トレードが成立したことを発表した。
「野村大樹への親心トレードだよなぁ」
リーグ最下位に沈む西武は6月24日に交換トレードで巨人の松原聖弥外野手(29)を獲得しており、今回はこれに続く緊急補強となった。
支配下選手と育成選手による異例の交換トレードにXでは「トレード」「野村大樹」がトレンド入りし、両球団のファンからさまざまな声が寄せられた。
「支配下と育成のトレード まさかアリだったとは」「支配下と育成のトレードができることを初めて知った」「間違いなくソフトバンクの野村大樹への親心トレードだよなぁ」「野村大樹は今年で戦力外と思っとったし西武にトレードされてよかったね」「斉藤大将トレードってマジか」「斉藤大将選手活躍してくれるといいね」
早稲田実業高校出身の野村は18年ドラフト会議でソフトバンクから3位で指名され入団した。22年は31試合、23年は自己最多の41試合に出場し打率.216、1本塁打、4打点を記録。今シーズンの1軍出場は2試合で、2軍では56試合に出場し打率.278、2本塁打、21打点をマークしている。
一方の斉藤は、明治大学から17年ドラフト会議で西武に1位指名され入団。ルーキーイヤーの18年シーズンは16試合に登板して1勝3敗、防御率7.02だった。21年5月に左肘内側側副じん帯再建術(通称トミー・ジョン手術)および後方関節腔クリーニング術を受け、同年オフに育成選手契約をした。