「高くていいから強冷房車」「弱冷房車いらないとか勝手なこと言わないで」猛暑日の日本列島 Xで電車の「冷房論争」

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   2024年7月4日は、東京都や神奈川県などで35度を超える気温が観測され、24年初の猛暑日となっている。

   暑さに苦しむ人々が多いためか、Xでは電車内の冷房をめぐる論争が起こっている。

  • 弱冷房車は廃止すべきなのか(写真はイメージ)
    弱冷房車は廃止すべきなのか(写真はイメージ)
  • 電車内の冷房のあり方が議論になっている(写真はイメージ)
    電車内の冷房のあり方が議論になっている(写真はイメージ)
  • 弱冷房車は廃止すべきなのか(写真はイメージ)
  • 電車内の冷房のあり方が議論になっている(写真はイメージ)

「弱冷房車」「強冷房車」「エアコン」......続々トレンド入り

   24年も、暑さの厳しい夏になりそうだ。気象庁が6月に発表した予報では、7月から9月にかけ、全国的に平年より高い気温となる見通しを示している。

   7月4日には、東京都心や神奈川県海老名市で 24年初の猛暑日を記録するなど、関東を中心に広い範囲で猛暑日となっている。静岡県では39度を超えるなど、15都県で熱中症警戒アラートが発令されている。

   SNSでは、「もう夏のあいだは外出られないじゃん」「災害だろこの暑さは」など、暑さに苦しむ声が相次いでいる。

   そうした中、Xでは「弱冷房車」「強冷房車」「エアコン」といったワードが続々とトレンド入りした。電車内の冷房をめぐり、論争が起こっているためだ。

   弱冷房車は、電車などの公共交通機関で、冷房の出力を一般車両に比べ弱めた車両だ。1984年に京阪電気鉄道が日本で初めて「弱冷車」を導入し、冷え性の乗客らから支持を集め、全国に広がった。関東では「弱冷房車」、関西圏では「弱冷車」とされることが多い。

   温度設定や該当車両の位置は鉄道会社により異なり、例えば東京メトロでは冷房の温度設定は一般車両が26度、弱冷房車は28度に設定している。一方、京阪電車では一般車両は24度、弱冷房車は26度の設定だ。具体的な温度設定を公開していない場合もあり、JR西日本はウェブサイトで「温度を他の車両よりも1~2℃高めに設定しています」と説明している。

「"弱冷房車"を望む人って、存在すんのかな」「普通の冷房車両だと寒すぎて」

   弱冷房車の車両の位置は路線によって異なるため、乗り込んでから弱冷房車だったことに気づくケースも少なくない。4日にも、「電車に乗ったらやけに空いているなぁと思ったら弱冷房車だった...そりゃあ空いているわ」「満員の弱冷房車で溶けかけてる 暑すぎて死んでしまう」などと嘆く声が上がっている。

   Xでは、弱冷房車に対しさらに冷房を強めた「強冷房車」を求める声が相次いだ。

「この酷暑の中、"弱冷房車"を望む人って、存在すんのかな もう弱冷房車じゃなくて、"普通冷房車"か"強冷房車"の二択で良いんじゃないのかな、って」
「強冷房車あったらパラダイス 冷え症の方には申し訳ないが...」
「弱冷房車はあるのに強冷房車を作らないから 弱冷房車にヘイトが貯まる、それだけ」

   一方で、弱冷房車の意義を強調するユーザーの声もあり、議論が起こっている。

「強冷房車求めるのはいいけど弱冷房車いらないとか勝手なこと言わないでほしい。めちゃくちゃいるから」
「強冷房車が欲しいと思ってたが今は弱冷房車がありがたい。寒いと体の至る所が調子悪くなるのです。お若い皆さん、年月経つとこうなりますのよ」
「普通の冷房車両だと寒すぎて長袖着てもお腹痛くなるので弱冷房車なくならないでほしい、、、」
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