CS争いは4球団にチャンスか「最後までもつれそう」
「投手陣が他球団より格段に安定しているうえ、打線も切れ目がなくどこからでも得点が奪える。近藤健介、甲斐拓也ら主力が相次いで長期離脱しない限り、リーグ優勝は堅いでしょう。注目はCS争いです。借金25を背負う最下位の西武をのぞいた4球団にチャンスがある。どの球団も2位から5位になる可能性があり、最後までもつれそうです」(スポーツ紙デスク)
現在は試合巧者のロッテが貯金5で2位。2年連続最下位からの巻き返しを狙う日本ハムが勝率5割で3位、昨年までリーグ3連覇を飾ったオリックスが借金4で4位、交流戦で球団史上初の優勝を飾った楽天も借金4で5位につける。
ロッテから楽天までは4.5ゲーム差。オリックス、楽天は大型連勝する力があり、気温が上がる夏場に順位がひっくり返る可能性が十分にある。
2位争いから抜け出し、ソフトバンクを追撃する球団は現れるか。(中町顕吾)