KADOKAWAに求められる補償は
個人情報流出の被害に遭い、SNSや匿名掲示板に個人情報がさらされてしまった場合は、どのような対応が望ましいのか。
三上氏は、まずは削除請求をするべきだと話す。さらに悪質な場合は、弁護士に相談の上、情報開示をし、民事訴訟を行うことになる。今回の場合、流出元であるKADOKAWA側に削除や何らかの補償を求めることが可能だとしている。
さらに三上氏は、6月25日に公表された「ぶいすぽっ!JP オーディション」など3つのVTuberオーディション企画で個人情報が流出した事案を例に挙げる。運営するBrave groupは26日、漏洩対象者が電話番号の変更や引っ越しをする場合、やむを得ず生じた費用と認められる範囲内で補填すると発表した。
「今回の件については、このような対応をニコニコやKADOKAWA側に望みたいと思います」