日本サッカー協会(JFA)は2024年7月3日、東京都内で会見を開き、今夏に開催されるパリ五輪に出場するU-23(23歳以下)代表メンバー18人を発表した。
今回はオーバーエージ(OA)枠3人の起用がなかった一方で、パリ五輪アジア最終予選などで活躍したMF松木玖生(FC東京、21)が選外となった。
「最高の18人を選んだと思っている」
今回選出されたのは、GK小久保玲央ブライアン(ベンフィカ)、野沢太志ブランドン(FC東京)。DFは関根大輝(柏レイソル)、半田陸(ガンバ大阪)、大畑歩夢(浦和レッズ)、高井幸大(川崎フロンターレ)、木村誠二(サガン鳥栖)、西尾隆矢(セレッソ大阪)。
MFは藤田譲瑠チマ(シントトロイデン)、山本理仁(シントトロイデン)、川崎颯太(京都サンガFC)、三戸舜介(スパルタ)、荒木遼太郎(FC東京)、FWは平河悠(FC町田ゼルビア)、佐藤恵允(ブレーメン)、斉藤光毅(ロンメル)、藤尾翔太(FC町田ゼルビア)、細谷真大(柏レイソル)。
スポーツ紙の報道によると、大岩剛監督(52)は「制限がある中で五輪に迎えるにあたり、最高の18人を選んだと思っている」と本大会に向けて自信をのぞかせたという。
松木の落選に関しては、日本協会の山本昌邦ナショナルチームダイレクター(66)が経緯を説明。「(松木は)移籍の可能性がある。我々が五輪期間中に招集できる確約が取れなかった」と語ったという。
インターネットではU-23代表常連の松木の落選が大きな話題となり、Xでは「松木玖生」「移籍の可能性」「海外移籍」などがトレンド入りした。
これまで代表の常連だった松木の落選はファンにとって衝撃だったようで、Xでは「まさかの松木玖生が出ないとはね」「松木玖生不在はダメージでかいやろ」「松木玖生選手の落選は 予想外過ぎたよね」「松木玖生選手は世代の大黒柱だったのは間違いないから未選出は驚き」「松木玖生落選ってサプライズ落選過ぎる」などの声が寄せられた。
青森山田高校出身の松木は22年シーズンからFC東京でプレー。攻撃的なMFとして将来を期待されている。