ブルーインパルス、報道ヘリ接近で中断とXで批判 名指しされたTBSは反論「ルールに従って制限エリア外で取材」

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   神奈川県川崎市などが主催したイベントで、航空自衛隊のアクロバット飛行チーム「ブルーインパルス」の展示飛行が、TBSの報道ヘリ接近が原因でコースなどの変更を迫られたのではないかと、X上で不満の声が上がっている。

   TBSは、ウェブサイト配信のニュースなどで、ブルーインパルスを上空から撮影した映像を流していた。TBSの広報・IR部は、「当社のヘリは、ルールに従って制限エリア外で取材しておりました」と説明している。

  • ブルーインパルス(2020年3月20日撮影)
    ブルーインパルス(2020年3月20日撮影)
  • TBS
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「予定外の航空機の影響で中止となった」と会場でアナウンス

   川崎市市制100周年記念事業の一環として、「かわさき飛躍祭」が2024年6月29日土曜日に同市中原区内の等々力緑地で行われ、ブルーインパルスはその中で、緑地の上空などを約20分間飛行した。

   報道によると、ブルーインパルスの6機が編隊飛行を組み、白煙で空にラインを引きながら飛んだ。2機で大きなハートマークを空に描くなどすると、多摩川の河川敷などに集まった見物客らから大きな歓声と拍手が上がった。

   この展示飛行について、ブルーインパルスの演目が説明された後、「予定外の航空機の影響で中止となりました」として飛行がそのまま終了したとの情報がX上で出回った。そして、TBSヘリが6機の後方に見えたなどとして、写真もいくつか投稿された。そして、飛んだコースとブルーインパルスのコースを比較し、ヘリがブルーインパルスに接近したため、演目やルートが変更されたのではないかとの推測が相次いだ。

   TBSに対しては、「皆が楽しみにしてたブルーインパルスの邪魔した」「事故あったらどうするつもりだよ!」「どの面下げてブルーインパルスのニュース流してるのか」といった批判も寄せられた。

   記念事業を担当する川崎市のシティプロモーション推進室は7月2日、J-CASTニュースの取材に対し、当時の状況を説明した。

   それによると、当日は、14時20分ごろから展示飛行が始まり、開始から10分ぐらい過ぎて、最後の6演目目に入るときに、ブルーインパルスの飛行が突然中断された。

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