ギタリスト・SUGIZOが能登半島地震への想いつづる 被災地で何回もボランティア活動「これからも被災地にコミット」

2月の輪島市では「あまりに過酷な状況に心が抉られる思い」

   実際に被災地を訪れてのボランティア活動も続けている。2月8日には、インスタグラムでPBV(ピースボート災害支援センター)の一員として石川県珠洲市を訪れ、「市内の小学校、避難所、特別支援学校、集会所への炊き出し&食事配布」を中心とした支援活動を行ったことを報告している。

   12日には、物資配送のため輪島市に移動し「どれも映像や写真などメディアでは伝えきれない程、あまりに過酷な状況に心が抉られる思いだった」と被災地の現状を伝えた。

   地震の発生から4ヶ月が経過した5月1日から4日にかけても、珠洲市でのボランティアの様子を明かしていた。「家屋清掃作業と合わせて、今回重要なのが支援物資配布、配送作業」として、ボランティア活動を通じて被災地の人々を励ました。

   自身でも活動を続けるとともに、「GWが明けると一気にボランティア参加者が減る見込みだ。今後も全国からの継続した支援、サポートは必須だ。心と時間に余裕がある人は是非現地にボランティアとして訪れてほしい。被災地では今こそ多くの人々の力を必要としている」と呼びかけている。

   半年が経過した現在も被災地支援を続け、被災者の心に寄り添うSUGIZOさんのメッセージに心を打たれたとするコメントが相次いでいる。

「気に掛けてくださり、ありがとうございます。能登の方はなかなか復興が進まず、仮設住宅もまるで独身寮のような作り。役場の皆さんも疲弊している状況。みんな疲れ切っています。それでも元気を振り絞り復興の道へ進もうとしています」
「ホントにこれまでの被災地と比べてボランティアさんも入りにくいのもあるのか復旧がすごくゆっくりに思えます。また、能登の方々の忍耐強さにも頭が下がります」
「被災地に寄り添った行動をされているSUGIZOさんに尊敬の気持ちでいっぱいです!」
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