フィッシングメールを見分けるポイントは
最近の迷惑メールの傾向についても尋ねた。デ協担当者は、クレジットカード会社や運送会社、ショッピングサイトなどに成りすましたフィッシングメールが多いと指摘する。
普段使っているサービスやサイトからのメールだと、つい押してしまいそうになる。正しいメールを見分ける方法は、次のようにアドバイスしている。
「メールの本文にあるURLを、クリックせずに(カーソルを)当てるだけで、どこにリンクするかが表示されます。それで『ドメインが違うな』というのを見てもらうのが一番確実です」
ほかにも、日本語におかしいところがないか、急かすような内容ではないか、メールの送信元がおかしくないか――が気を付けるポイントだという。
しかし、本物の画像を使うなど、ぱっと見ただけでは偽物だとわかりづらいものも多いという。
「たまたまamazonでものを買った時に、『クレジットカードが認証されませんでした』といった偽のメールが来るとか、誤認される場合もあるので、本当に気をつけていただきたいと思います」