「死ぬかと思った」高知・築年数89年の駅舎が一部崩落 JR四国は落下物撤去済み、抜本的対策は「検討中」

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「駅舎の老朽化は認識しており...」

   一方、投稿が注目された緩不和さんは、「今後このような資金難による老朽化対策の不備、施工不良などによる事故は増えてくることが予想されます。また、利用者少なく無人駅である特性上、他に助けを呼ぶことも困難です」とも、実感を交えて危惧していた。

   実際、JR四国・広報室によると大田口駅の駅舎が設置されたのは1935年。築年数89年と古いうえ、2023年度の「1日平均乗車人員」はわずか2人という状況だ。

   ただJR四国は、老朽化した駅舎をアルミ製に建て替えたり駅舎を撤去したりといった取り組みも一部で進めている。大田口駅で実施する可能性を広報室に尋ねると、

「駅舎の老朽化は認識しており、2024年度中に抜本的対策の実施を検討していましたが、建替・撤去などの方法については決定しておらず、検討中の状況です」

と説明した。今回の事案への受け止め、再発防止策について次にようにコメントした。

「列車をご利用のお客様にはご心配をおかけし、誠に申し訳ございませんでした。すでに落下物の撤去や安全な導線の確保、屋根材が下がらないような固定など、お客様には、安全に駅をご利用いただけるような処置を行っております。今回の原因究明を行うとともに、適切な駅舎管理に努めてまいります」
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