「店内でイヤホンつけないで」人気ラーメン店主「苦言」の真意 待っている客がいるのに...!ここ1年で弊害実感

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「待っている方が後ろに居るのに彼らの事を考えていない」

   そして、店主の滝坂さんは、「それがお客さんとの意思疎通を取る際に弊害となっていると感じ始めたのはここ1年くらいです」と説明した。

「席が空くまで店外で待っている間、ラーメンが提供されるまでの間、食事中にイヤホンをつけている方が多いです。マナーが悪いのは大学生に限った話ではないですが、比較的若い20代と見られるお客さんに目立ちます。YouTubeの動画、スマホゲームをやりながら食事する方が多いです」

   イヤホンについては、左右が分離した完全ワイヤレスイヤホンがコロナ禍からブームになったとされ、最近は、どこでも着用している人を目にすることが多くなった。イヤホンを着けながら、スマートフォンで動画やゲームに熱中してしまうと、周りの状況に気を配れなくなることもあるらしい。

   こうした現状に対し、滝坂さんは、「混雑時にスマホを見ながら、操作しながらの食事はやめて下さい」と注意喚起する貼り紙を出しているとした。店の入り口、店内、客席カウンターの見えやすい場所に貼ってあるという。

「混雑時、後ろに待っているお客さんが居るのにのんびりスマホを観ながら食べているお客さんには注意してます。理由はお店の回転が落ちるから、待っているお客さんが不快に感じるからです」

   今のところは、イヤホンについては明記していないという。

   このほか、自分勝手に感じるケースとしては、「複数人で来店のお客さんがワイワイしゃべりながらの食事、食べ終わってもスマホを操作してのんびり居座る、などです」と具体例を挙げ、「待っている方が後ろに居るのに彼らの事を考えていないお客さんは迷惑で非常識だと感じてます」と不満を示した。

(J-CASTニュース編集部 野口博之)

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