小笠原道大氏が指摘する巨人・秋広優人に足りないものは コーチ時代に描いた2年後のイメージと「ちょっと差がある」

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「秋広は何がではなく、まず自分の気持ちが大事」

   司会を務める高橋氏が「(秋広には)何が足りない?」と問いかけると、小笠原氏は次のように見解を示した。

「何がではなく、まず自分の気持ちが大事。いい意味で、強い気持ちを持つ。対戦相手のピッチャーにだとか、状況とか自分の置かれた現状。あとベンチ。これでうまくいかなかった場合に、もしかしたら入れ替えになってしまう。いろんなことに対して自分が打ち勝てるか。そこで勝負できるかが大前提。そこから体の使い方だったり、状況判断でどうするか。そこは経験になるから今どうとか言えないが」

   そして、高橋氏が「サイズがでかいからどういうふうに使っていいのか分からないとか思っちゃう」と、身長200センチ、体重100キロの体格に言及すると、小笠原氏は大リーグの選手を例に挙げ、こう分析した。

「それはそれなりの使い方がある。あれぐらいの選手でも、言い方が悪いけれども、メジャーリーガーたちも似たような身長で打っている人もいるわけだから。かといって、作りが違うので、同じようにはできない。だけど似ている部分はある。自分がどう研究して、自分に落とし込んでトライしてみるか。それを21歳、22歳のときに『理解してやれ』というのは難しい」

   今シーズン、出場機会が減っている秋広は6月2日に1軍に再昇格。同日のセ・パ交流戦西武戦に「7番・ファースト」でスタメン出場し、その後も試合に出場していたが23日に出場選手登録を抹消され、代わりに佐々木俊輔外野手(24)が1軍に昇格した。

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