「衰えを指摘する声がありますが、スイングは鋭いですよ」
だが、気になるのは昨年まで一塁のレギュラーでチームを支え続けてきたビシエドだ。
今シーズンは開幕をファームで迎え、5月19日に1軍昇格。15試合出場で打率.209、1本塁打、2打点と結果を残せず、6月9日に再びファームへ。
ウエスタンリーグでは打率.321、4本塁打、13打点の好成績をマークしている。
他球団のスコアラーは
「衰えを指摘する声がありますが、スイングは鋭いですよ。日本での実績がありますし、他球団の助っ人外国人より計算できる。トレードでネックになるのは推定年俸3億5000万円の年俸面ですかね。その部分がクリアできれば、欲しい球団はあると思います」
と指摘する。
貧打で悩んでいる球団は少なくない。中日で出場機会に恵まれないビシエドが電撃トレードで移籍する可能性は――。(中町顕吾)