歌手でタレントのデーモン閣下が2024年6月26日、4月から5月にかけて早期がんの治療のため「改造手術」を受けていたことを明かした。
「本来の検査目的ではない部位」で発見
デーモン閣下の所属事務所は26日、公式サイトを通じて「デーモン閣下に関するご報告」を公開し、入院・手術を受けていたことを明かした。
かかりつけ医に勧められ、2月に内視鏡による検査を受けたところ、「本来の検査目的ではない部位において早期の癌を見つけることができました」。「『なるべく早く専門医による治療を受けたほうが良い。』とのアドヴァイスを頂いた」ことから、3月16日の音楽フェスへの出演を最後に、仕事をキャンセルし検査入院および手術を受けたとした。 5月下旬に退院し、体力を回復させるためのトレーニングをするなど順調に回復しているという。
デーモン閣下は「厚生労働省『上手な医療のかかり方大使』を5年、広島県『がん検診啓発特使』を12年間務めており、「かかりつけ医を持つことの必要性」や「がん検診を定期的に受けて早期に発見すれば治る可能性が高い」ことを長年にわたって訴えてきた。
今回の発表について、「実体験として『かかりつけ医の勧めにより受けた検査で早期のがんを発見できて、手術により完治できた。』ということを公表することで、より強いメッセージを伝えられる」としている。