漫才日本一決定戦「M-1グランプリ2024」の開催記者会見が2024年6月26日に行われ、公式YouTubeなどで配信された。会見には23年大会のチャンピオン・令和ロマンも出席。参加を表明したことに、驚きの声が上がっている。
「史上初のチョンチョン(〃)が見たい」
令和ロマンの高比良くるまさん(高ははしごだか)は会見で、ネタの仕上がり具合について「さまざまなネタを掘り起こしては捨て、掘り起こしては捨てという状態」と明かす。さらに前回披露したネタは高比良さんのセリフが多かったため「今年は(相方の松井)ケムリの年にしたいなと」と語った。
松井さんは、23年大会の優勝記者会見で、賞金1000万円をすべて高比良さんにあげると宣言したことに触れ、「今年のモチベーションとしては、去年奪われた1000万を取り返すため」とコメントした。
司会の麒麟・川島明さんが「(優勝トロフィーの)『令和ロマン』という名前がもう一度刻まれるんじゃないかという......」と水を向けると、高比良さんは「史上初のチョンチョン(〃、同じ内容を省略するのに使う記号)が見たいですね」と意気込み。川島さんは「一番かっこいいよね、チョンチョン」とコメントした。
過去にNON STYLEやパンクブーブーが挑戦も達成ならず
高比良さんは23年大会で優勝した直後、コメントを求められた際に「来年も出ます!」と宣言していた。
実際に参加表明して記者会見に臨んだことに、Xでは「まじで今年もM-1出るんだ マジで脅威だな」「2024年M1に令和ロマン出るの笑った、本当に出るんだ」「令和ロマン今年もM-1出んのまじ?」など驚きの声が寄せられた。
M-1グランプリの連覇は、過去にNON STYLEやパンクブーブーが挑戦している。どちらも優勝の翌年の結果は3位に終わっており、まだ達成したコンビはいない。
Xでは、「2年連続M-1出るのカッコ良すぎる!」「令和ロマンが今年も出場してくれるの嬉しい」など、出場を喜び応援する声もあがっている。
令和ロマンは23年大会で、M-1グランプリ優勝者の芸歴最年少記録を更新。さらに、ファーストラウンドでトップバッターからの優勝を成し遂げた。これは01年の第1回大会での中川家以来の快挙だ。