中国で開催されている「FIBA U18 女子アジアカップ2024」に出場している中国代表チャン・ツーユウ(17)に注目が集まっている。
身長220センチでセンターを務めるチャンは、24日に行われたインドネシア戦で国際大会デビューを果たした。
小学6年生の時には210センチ
5月2日に17歳になったばかりのチャンは、初の国際舞台でも臆することなく、13分の出場で19得点7リバウンドを記録した。
第2戦のニュージーランド戦(25日)では、23分出場して36得点13リバウンドの大活躍。チームはチャンの活躍などもあり、90-68で勝利した。
代表デビューしたばかりの17歳の活躍はインターネット上で注目を集め、FIBA公式Xがチャンのプレー動画をアップすると、世界中のファンがチャンの高さに驚愕。
圧倒的な高さで相手選手を全く寄せ付けない姿に「腕を伸ばしても歯が立たない」「不公平だ」「誰にも止められない」「彼女はWNBAで何千万ドルも稼ぐことになるだろう」「WNBAの次期ヤオ・ミン」などの声が寄せられた。
地元メディア「捜狐」(WEB版)によると、チャンは小学1年生の時にすでに160センチあり、小学6年生の時には210センチあったという。
「将来は世界的なセンターになるだろう」
記事では、「男子バスケ界でも巨人級といえる身長だが、女子バスケ界ではまさに怪物だ」とし、チャンの将来に関して次のように期待を寄せた。
「彼女と対戦したインドネシアの選手たちも、ただただ面食らっていた。何より、彼女のプレーを見たことがある人なら、スムースなダウンブロックがあり、動きも遅くないことがわかるだろう。大きな怪我がなければ、将来は世界的なセンターになるだろう」
同メディアは、チャンを男子の元中国代表でNBAのヒューストン・ロケッツで活躍したヤオ・ミン氏(43)と重ね合わせ、将来的に女子中国代表を背負う選手になると指摘。ヤオ氏は身長229センチを誇るセンターで、NBAでも身長が高い選手として知られた。