俳優の佐々木蔵之介さんが2024年6月23日に放送されたNHK大河ドラマ『光る君へ』第25話に出演し、佐々木さん演じる藤原宣孝の言動をめぐって視聴者から悲鳴があがっている。
まひろを妻に迎えた宣孝、元カレ・道長に勝利宣言?
本作は、俳優の吉高由里子さんが主人公・まひろ役を務める大河ドラマ第63作で、平安中期に千年の時を超えるベストセラー「源氏物語」を生み出した紫式部の生涯を描いた作品。
佐々木さん演じる宣孝は、まひろの父・藤原為時(岸谷五朗)と職場の同僚で旧友という関係だ。まひろのことは幼いころから知っており、よい話し相手となって温かく見守っている。
そんな、まひろに対して「都に戻って来い。わしの妻になれ」と単刀直入にプロポーズした宣孝。
まひろの気持ちが道長(柄本佑さん)にあることは百も承知で、「ありのままのお前をまるごと引き受ける。それができるのはわしだけだ。さすればおまえも楽になろう」と提案し、まひろも道長への恋心に身を焦がすのはやめようと、結婚を決意する。
宣孝は後日、道長を訪れると、雑談のなかで「おかげさまで為時の娘も夫を持てることになりました」とまひろが結婚することを報告。動揺を隠し、平然を装おうとする道長。道長は「それはめでたいことであった」と返答するが、宣孝はにっこり。
「なんだ?」といぶかしむ道長に対して、宣孝は「実は、私なのでございます」「為時の娘の夫にございます」と「ドヤ顔」で明かすと、道長は持っていた紙にクシャッと握るのだった。
道長にマウントをとったのか、けん制をしたかったのか
宣孝の生年は不詳だが、長男の年齢から逆算して、天暦3(949)年頃に誕生したと推測されている。つまり、このときは47歳前後。まひろは26歳頃なので、2人の間にはおよそ20歳の年の差があったと考えられる。
道長にマウントをとったのか、それともけん制をしたかったのか......。
宣孝の言動にX上では、
「宣孝殿の浮かれ具合が凄かったな。佐々木蔵之介の魅力をもってしてもカバーしきれないキモムーブ」
「宣孝おじ、ちょっとどころじゃなく気味が悪かったな...怖かった... 佐々木蔵之介だから許される」
「宣孝おぢの全力で元カレ煽ってプギャーしてるの、佐々木蔵之介じゃなきゃ殺されてるからマジで」
「ただのマウントじゃなくて、もう俺のもんだから今後、まひろのためにも近づかないでくださいね、っていう牽制だよね」
「やっぱ宣孝は知ってたよね。道長とまひろ、どちらに対しても先手を打った宣孝の大人の駆け引きを見た」
「先週はカッコイイ と思ったけど今週はおぢムーブきついな...とはいえ大人の余裕ちょっと素敵やん?いややっぱエロ親父だなこりゃ...と宣孝株が乱高下した45分であった」
などと、反響があがっている。