「あいつのせいで負けた」と言われ...中日OBが現役時代の「罰金エピソード」 最高7ケタの罰金も

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   元プロ野球選手で中日ドラゴンズOBの山本昌さんと山﨑武司さんが2024年6月3日、YouTubeチャンネル「【東海テレビ公式】ドラHOTpress」の「やまやま話」に出演。現役時代に受けた衝撃の罰金について語った。

  • バンテリンドームナゴヤ(画像はイメージ)
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「僕は7ケタの罰金2回ありますからね」

   山本昌さんは30年近く前の話と前置きした上で、最高金額の罰金を受けた時について語った。ある阪神戦での出来事だ。8回裏、2対2同点の場面で、先頭打者の山本昌さんがヒットで出塁した時のことだったという。

「立浪(和義)選手がバントで送って1アウト2塁。(走塁に)自信があった。セカンドが外野に指示していて、ピッチャーがセットに入る瞬間にショートの位置を見た。(リードを)1、2、3歩出て止まったら、もうセカンドが(ベースに)入っていた」(山本昌さん)

   1歩も帰塁できずにタッチアウトになった山本昌さん。結局試合も負けてしまったそうで、「お前罰金持って来いって言われたのが、7ケタ」と、このプレーで100万円以上の罰金を払ったという。

   山﨑さんも「僕は7ケタの罰金2回ありますからね」と7ケタ罰金のエピソードを披露。1回目は3年連続でキャンプ初日に風邪を引いて欠席したことで、7ケタの罰金を取られたという。

「3年連続で2月1日のキャンプを欠席したんですよ。さすがに3年目に『お前許さん。罰金持って来い』って言われまして」(山﨑さん)

   2回目は広島戦で訪れた広島市民球場で練習していた時のこと。次のように話した。

「ピッチャーに合わせて走塁してエンドランしたんですよ。そしたら、セカンドにボールが飛んできて、僕と交錯しました。飛んでまたいだんですね。そしたら、ボールがイレギュラーしてふくらはぎに当たったんですよ。痛くて試合に出れんですよね」(山﨑さん)

   この時期好調だったという山﨑さん。広島の先発、大野豊さんの「今日は山﨑がいなかったから楽だった」との試合後のコメントを聞いた当時の中日の監督、星野仙一監督が「あいつの(山﨑)のせいで負けた」として、7ケタの罰金を払うことになったという。

つらかった罰金は?

   また、山﨑さんはつらかった罰金のエピソードも披露した。

   それは、高めのボールを振ってしまっていた山﨑さんに、星野監督(当時)が「お前、高めのボール振れんようにしたろか」と言われ、高めのボール振ったら1球10万円の罰金を科されたというものだ。

   これにより「野球に集中できなかった」と山﨑さんは当時を振り返った。

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