チャンネル登録者数116万人超のYouTuber・シバターさんが2024年6月22日に公開した動画で、YouTuberのヒカキンさんを「面白くない」と批判した。
「ヤツがトレンドを作り出したことはない」
ヒカキンさんは最近、海外のYouTuberが流行らせたという、モニターに表示した登録者数が増える様子に喜ぶショート動画、通称「カウンター動画」を立て続けに投稿し、登録者数を急増させた。
「10年たっても言うけど、ヒカキンは面白くないよ?」と題した動画でシバターさんは、ヒカキンさんのカウンター動画による「バズリ」に言及。海外のトレンドをいち早く抑えたことを「偉いっちゃ偉い」と一定の評価をしつつも、おそらくはヒカキンさん自身ではなく海外のYouTube事情に詳しいスタッフが助言したことでカウンター動画を投稿したのではないかと推察した。
続けてシバターさんは「昔っからヒカキンは似たようなことをやっている」と指摘。具体的には、商品紹介動画や大金を使う動画、プレゼント企画などその時々のYouTube上での流行を後追いしているとし、「基本的に流行りに乗ってるだけで、ヤツが何かを作り出したことも、ヤツがトレンドや流行りを作り出したこともない。ただその時、一番流行っているものを最先端にやると。それを続けてきたと。これがヒカキンがずっとずっと伸び続けてきた理由なのよね」と分析した。
ヒカキンの動画で「笑ったことがない」
さらに、「あいつ自身は何ら面白くない。少しも面白くない。ヒカキンの動画で笑ったことがない。ただ編集は丁寧にしてあるから、リズムもいわゆるYouTubeのリズムで見やすくは作ってあるから。膨大なデータと周りにYouTubeをずっとやってきた人たちがいるから、そこらへん見やすい動画を作れる」と説明した。
そしてシバターさんは「ただみんな、ヒカキンが持っているたくさんのお金。そして、ヒカキンが持っている知名度、登録者数だったりとか、テレビのCMに出てるとか」「そういうヒカキンが持っている色々なもので、なんとなく『ヒカキンはすごいんだな』『神なんだな』とみんなヒカキンを崇めるけど、実際、ヒカキンと言う人間が面白いかというと面白くないですよ、少しも」と述べ、「まぁ、YouTubeってそういうところですけどね。何も持っていない人間が自分を大きく見せてお金を稼ぐ場所なのでね」「何も持っていない、中身のないヒカキンが大きく見せられているというのは、それ自体が能力なのかもしれないけどね」と語っていた。