「打たれ弱い?なぜ打つ必要があるんですか」 職場の若手に感じる「価値観の違い」に20代女性が反発

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   社会人経験のある30代から50代の男女に、職場の若手に感じる「価値観の違い」について尋ねたところ、最も多かったのが「連絡がLINEやメールばかり」(29.0%)だった。次いで「打たれ弱い」(28.7%)、「仕事よりプライベート優先」(25.5%)、「仕事中にスマホを触る」(21.7%)が続いた。

   この結果に対し、ネットには「何年前の調査結果を使いまわしているのですかね?」「2024年に書かれたものとは思えない」と呆れる声があがっている。回答の内容が「不適切にもほどがある」というわけだ。そこで編集部では社会人3年目の20代女性Aさんに、上の世代の声に対する感想を1つずつ聞いてみた。

  • 職場の若手に感じる「価値観の違い」とは
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  • 若手に感じ津価値観の違いトップ10(ネクストレベル調査)
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LINEで欠勤報告「体調悪いのに上司と話したくない」

   この調査結果は、若手社会人向け転職メディア「ミライのお仕事」を運営するネクストレベルが、社会人経験がある男女314人から回答を得たもの。プレスリリースの調査実施日は2024年5月とある。

   まず1位の「連絡がLINEやメールばかり」というギャップについて。同調査に寄せられた声として、京都の40代女性は「体調が悪いと電話ではなくLINEで簡単にすませようとする。『お大事に』と返すとスタンプでありがとうございますと送ってきた」と不満を漏らしている。

   これに対してAさんは「何が悪いのか、ほんとに全く分かりません。体調が悪くて出勤できないときに上司と話なんかしたくないですよ。なぜ電話でわざわざ声を聞きたがるのでしょうか?」と憤懣やる方ない。

「上司は出勤中の電車の中かもしれないし、トイレに入っているかもしれない。LINEで伝達した方が相手の状況を思いやることになり、より適切だと思うのですが」

   遅刻や欠勤の連絡は、なるべく早く知らせるべきではあるが、コミュニケーションのリアルタイム性が求められるものではなく、電話の必然性はない。医師でもない上司が「声で体調の良し悪しを判断」できるはずがないし、その必要もない。

「だいたい、部下の『体調が悪いので休みます』の連絡に対して、上司が『ダメだ。はってでも出てこい』なんて言えるわけがないでしょう? スケジュール変更などの言付けだって、口頭で聞くよりLINEを転送した方が確実です」

   またAさんは、こうも付け加えた。

「『LINEで簡単にすませようとする』とありますが、そもそも個人のLINEアカウントを上司に知らせるなんて考えられません。業務用のチャットアプリを契約すべきですし、うちの会社ではそうしています」
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