井上尚弥対ドヘニー戦は「ひどいミスマッチ」 英プロモーター批判、アフマダリエフとの「指名試合」主張

アラム氏「アフマダリエフ？ それは誰なんだ」

   「アイリッシュボクシング」によると、ハーン氏は「申し訳ないが、井上対ドヘニーはひどいミスマッチだ」と主張し、「アクマダリエフには誰よりもチャンスがある」とアピールしたという。

   ハーン氏は、井上の共同プロモーターである米プロモート会社トップランクのボブ・アラムCEO（92）に対しても怒りを示した。

   米ボクシング専門メディア「ボクシングシーン」によると、アラム氏はWBAの指名試合指令に従わない意向を示した上で、「アフマダリエフ？ それは誰なんだ。誰も彼のことを聞いたことがない」と語ったという。

   ハーン氏はこの発言に対して「ボブ・アラムの何が気に食わないって、彼は嘘つきなんだ。アクマダリエフなんて聞いたことがない？ この階級で井上に通用するのはアクマダリエフだけだ」と怒りをにじませたという。

   アフマダリエフとの指名試合を主張するハーン氏だが、アラム氏によると、井上は9月にドヘニーと対戦し、12月にWBO・IBF1位サム・グッドマン（オーストラリア、25）との防衛戦を計画しているという。